Lifelet*

日々のこだわりとシェアハウスと、らいふれっと。

今年買ってよかったもの2018年

本当は毎年やりたいこれ、去年のベストは Apple AirPods です。 

プラスマイナスゼロ コードレスクリーナー B021 

部屋の掃除機はずっと古いダイソン、しかもハンディ用のモデルにロングパイプを買い足してフロア用に使っていたんだけど、いかんせん元がハンディ用なのでヘッドが小さく、効率が悪かった。そもそもダイソンのあの近未来的なデザインがどうにも部屋に馴染まないため、国産メーカーも含め色々と検討した結果、失敗覚悟で選んだのがこれ。結果的に大満足。

大した付加機能が無いからなのかなんなのか、バッテリー持続時間が弱なら60分とダイソンの最新モデルと同じ性能がありながら、それでいて他のコードレス掃除機を凌駕する軽さ(1.3kg)。しかも驚くくらい静か*1。ヘッドはシンプルなものなのでトータルの集塵率は弱いんだろうけど、軽いからなんどもやり直せばいいのよ。コードレスでこれだけ軽いと、モップと同じくらいの気軽さで毎日掃除できる。ゴミ捨てはやや面倒なものの構造がシンプルで丸洗いも可能。日本製にありがちなロゴを押し出すようなことがない、シンプルなデザインでありながら、バッテリーも交換可。自立スタンドも同梱。文句のつけようが無い。

複雑で高機能、あるいはメンテ不可なものを選ぶか、シンプルで低機能でメンテ可能なものを選ぶか、つい前者を選びがちだった自分のモノの見方を変えた、この掃除機が今年のマイベスト。

 

Dyson CSYS クリップタイプ

部屋の照明は Philips Hue で固めているんだけど、本を読む際やノートを書く際手元を照らすデスクライトが必要になって買った。実は買ったのは上のリンクより一つ前のモデルで、現行モデルは暖色・寒色が切り替えられたり、Wifiに繋げてスマホで色々弄れたりするらしいんだけど、クリップタイプがラインナップから外れたので前のモデルを選んだ。

重りでバランスを取る独特の挙動の正体はよく分からないが、前後左右どこでもキッチリ止まる安心感。ライトとしてはかなり大型で、身長計のような無骨なデザインは賛否ありそうなものの、垂れ下がる部分が無いので何をするにも邪魔になりにくく、使う際のストレスが全く無い。値段分の価値はある。見た目にかなり繊細なので耐久性だけが心配。

 

Cado AP-C200 

カドー 空気清浄機 AP-C200PS プレミアムステンレス

カドー 空気清浄機 AP-C200PS プレミアムステンレス

 

翻って今年はデザイン家電フィーバーだった訳だが、嚆矢となったのがこの空気清浄機の入れ替え。前に使っていたダイキンの加湿空気清浄機は機能的には悪くなかったものの、部屋にプラスチック丸出しの機械があるのが突然耐えられなくなって、無理して買い換えた。実際に買ったのは限定のステンレスモデル。

大方素晴らしいんだけど不満があるとしたら、全方位から眺められるデザインにも関わらず裏側のフィルターカバーが黒で、ステンレスモデルでは裏から見た際の見栄えが悪いところ。しょうがないので端っこに寄せてる。あとLEDは夜中はうるさいかな。

とはいえ部屋からプラスチック丸出しの家電が駆逐できて気分が良い。統一感がある空間はそれだけで居心地が良くなる。

 

ハーマンミラー エンボディチェア 

これに関しては別途語る用意があるのでそっちで。紆余曲折あったものの大満足している。これに関してはAmazonで買わず大塚家具に行くと良いです。

 

Apple Magic Keyboard x 2

Apple Magic Keyboard - US MLA22LL/A

Apple Magic Keyboard - US MLA22LL/A

 

ご存知Mac用のキーボード。x2 となっているのは2つ買ったからで、なんでかと言うとデュアルキーボードにしているから。

いますぐデュアルキーボードを始めるべき7つの理由と3つの注意点 │ Aiming 開発者ブログ

エンボディチェアを買ったタイミングでエルゴノミクスキーボードに興味が出てきて、 実際に分割キーボードの雄である ErgoDox EZ も試したんだけど、かなり大型の形状や大幅に異なるキー配置に満足がいかずストレスが溜まる一方、色々と諦めの境地に達して大人しく安易な方法に落ち着いた次第。

デュアルキーボードが分割キーボードと違う点は、プログラミングやライティング以外の用途(DTMなど)にも使いやすいこと、多少運指が通常と異なっても大丈夫なこと、あと入手性が良いこと。特にいつでも手に入る安心感は大きい。

Magic Keyboard は入手性も良くデザインも優秀、USBで繋ぐと通常のUSBキーボードとして認識されるため自作PCとの相性も良い。高いといっても2つ買ってもHHKB BTやErgodoxより安いしね。

 

トリニティワークス AppleK Pro

AppleK Pro for 10 64bit インストール

上記 Magic Keyboard を Windows 10 で使うためのドライバを含んだソフトウェア。いや別に普通にペアリングしても使えるんだけど、このソフトウェアを入れることでMacのショートカットを再現してくれたりその他色々なことをやってくれる。

仕事ではMacを使っているので、プライベートで自作PCを使う際にWindowsとのショートカットの違いに地味にストレスを抱えていて、一時は自作PCMacを入れるHackintoshも試してみたりしたんだけど、これを入れてみたらWinを使う際のストレスがかなり軽減された。同時に自分に必要なのはデスクトップのMacではなくMacキーバインドWindowsであることが分かった。

自分と同じことで悩んでいる人にとっては本当にオススメ。

 

Amazon Echo Spot

去年 Echo Dot を買い、部屋の BGM やら Philips Hue の制御やら便利に使い倒してたんだけど、2つ買うと割引のセールをやっていたタイミングで同居人と分け合って買ってみた。自分の持っていた Echo Dot と比べるとまずストレス源だったWifiBluetoothの安定性が良くなり、それだけで満足している。ディスプレイの存在もちょうど嫌味にならず、タイマーの残り時間、歌詞などの表示もいちいちセンスが良い。どうしたAmazon。丸っこいデザインも時計のようで、デスクサイドに置くのにちょうど良い (Echo Showは面長に感じる) 。スピーカーも初代Echo Dotより確実に良く、別途Bluetoothスピーカーをペアリングしなくてもそこそこ良い音が鳴ってくれる。

Echo中心のスマートホーム環境はまたどこかで。

 

Amazon Kindle Oasis 

Kindle Oasis、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi、32GB

Kindle Oasis、電子書籍リーダー、防水機能搭載、Wi-Fi、32GB

 

活字のインプット量を増やしたいと思ったので買った。下位モデルとの違いはページめくりのための物理ボタンがあることと、表面がフラットで、背面がアルミであること。特に物理ボタンの存在は便利で、通勤等で片手が塞がっている状況でもサクサク読める。処理速度も早く、長く使っていけそう。もうちょっと安かったら文句無いんだけどな。

 

Anker Powercore Slim 5000 

自分のモバイルバッテリー遍歴はどんどん薄く・軽く・容量の小さいものに移りつつある。結局のところ丸一日以上電源の取れない場所にいる状況は薄く、日常においてはiPhoneモバイルルーターが1回ほど充電出来て、Suicaが入っているApple Watchの万一のバッテリー切れが避けられれば良い。これはiPhoneを2回ほど余裕で充電できる容量を確保しつつ薄く、さらに外装が樹脂製のため他のガジェットと一緒にポケットに入れても傷つけることがない。日常使いにおいて、これ以外選ぶ必要が無いんじゃないかとひそかに思ってる。

 

PHILIPS 電動歯ブラシ ソニッケアー ダイヤモンドクリーン ディープクリーンエディション 

愛用してた 音波式電動歯ブラシ HT-B601 メディクリーン がまさかのディスコン、後継機も発表無し、、、ということで代替を探して選んだのがこれ。充電トラベルケースが付いていればなんでも良かったんだけど、コップに入れるだけで充電できるのは家で使う分には大変便利でよろしい。洗浄力も満足。しかしトラベルケースの端子がまさかのminiUSB…。

 

Microsoft Xbox One X

Xbox One X (CYV-00015)

Xbox One X (CYV-00015)

 

goziline.com

何と言っても下位互換と、下位互換の上4K対応させるXbox One X Enhancedが素晴らしい。前世代最高のゲームの一つである Fallout 3 の日本語版が最高画質で遊べるので目当てで買ったんだけど、同じく最高のゲームの一つである RIOT ACT (Crackdown)もEnhanced 対応してしまったためゲーミングPCの立場が無くなった。まぁ Forza Horizon 3 が終わってないんですけどね。

カステラと称された電源は内蔵に、しかも本体も大幅に小型になった。コントローラーも使いやすく、本当に隙が無い。惜しむらくは最初からこの仕様で出ていれば…

*1:弱なら。強ならそれなりに音がする。持続時間も15分

HoloLensアプリ開発のために自作PCを組んだ

動機

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HoloLensの先進性に感動してうっかりDevelopment Edition なのに買ってしまったんだけど、Macbook 12以外のPCを全て売り払ってしまった後だったのでこのままだと Develop 出来ねえ!どうせなら VR 開発とか DeepLearning とか色々やりたいなと思った。

あとはコンシューマゲームの互換性問題にほとほと疲れて*1実はゲームやるのにWindowsコスパ良いのでは?と考え始めたところだったりもする。

選択

「イベント時に持ち運べるような小型デスクトップPC」というのを当初から考えていた。

いわゆるゲーミングノートの類は、昔VAIOワークステーションノートを使っていた時の扱いづらさ(爆音&爆熱)でほとほと懲りたので早々に考慮から外した。デスクトップのメンテナンス性からくる安心感には勝てない。

BTOとは最後まで迷った。ハンドルついてるのいいなと思った。

www.g-tune.jp

結局コスパよりこだわりが優って自作することにした。

構成

全部で26万くらい。5万を超えるグラボを買う奴はアホだと思っていた時期が僕にもありました。Windows 10 Pro なのは HoloLens のエミュレータHyper-Vを要求するので。

ちなみに NCASE M1 が売ってたツクモで全部買った。

自作

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とにかく NCASE M1 の出来が良くて感動した。海外の自作オタがクラウドファンディングで資金を集めて作ったというだけあって、スマートで質実剛健かつ創意工夫のしがいがある本当に組んでて楽しいケースだった。高いだけの価値はあった。

3.5インチHDDなんてどこに入れる余裕があるんだろうと思ったけど普通に2台くらい積めるっぽいので、もうSLIを組んだりNASのようなものを作るのでない限り Mini-ITX 以外を選ぶ理由はないと思った。素晴らしい。

あとは M.2 SSD が楽だった。早くHDD積まなくてもいい世界が来て欲しい。

持ち運び

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ハクバのカメラケース SLD-LG-SBLBK が専用品かと思うくらいちょうど良かった。

正面のポケットにキーボードとHDMI電源ケーブル。脇のポケットにマウスとXbox Oneコントローラーを入れてる。

ちなみにソフトキャリーに入れて持ち運んだこともあるけどマザーボードを止めるネジが外れて泣きそうになったのでオススメしない。

気づいたこと

まとめ

SteamとOculusストアを漁り始めて無限に時間が吸われているのでなんとかしたい。

*1:ゲームよりもコントローラーの相互互換性が無いのが辛い

試験的に在宅勤務をしてみて思ったこと

水曜日に試験的に在宅勤務を行なってみたので以下メモ。

前提

  • データ解析業務
  • そろそろ3年目のスタートアップ(20人弱)
  • 業務の9割5分くらいが個人で完結
  • 最近職場で在宅勤務のガイドラインが出来た
    • 今まで決して在宅勤務が出来なかったわけではなく、そもそも職場で仕事をしなければいけないという決まりが無かっただけなんですが、その辺ゆるくガイドラインが出来た感じです。

動機

  • 今住んでる家(シェアハウス)から職場が遠い。(片道2時間)
  • しかし実家と職場が比較的近い(45分)ので、月曜日に実家に帰り金曜日に家に帰る生活を半年続けた。
  • 正直しんどい

正直しんどい理由は単純に移動時間が長いのもそうだけど、平日にゲームやらVR開発やらDTMやらやりたいと思って必要なものを持っていくと荷物がクソ重くなるし、持っていかないなら持っていかないで実家と職場をただ往復する毎日になってしんどみが止まらなく、ただただ職場の移転を願い続ける毎日だったのですが、ここのところ社内で在宅勤務を選択する人が多く、これで良い方向に転べばなーと思ってとりあえずやってみた。

準備

メインのおしごと環境は Docker 上でほぼ完結しているので、事前にDocker Repository を社内PCに立てて push & pull で会社支給のMacbook Pro 上に展開しておく。環境以外の解析に必要なデータなどは別途 rsync でコピーを行う。これだけで本当に遜色なく仕事できた。やばい。

実のところ職場で支給されている外部モニターがトラブルだらけだったので基本的に外部モニターの類は一切使っておらず、 Macbook Pro 15inchとssh先の Ubuntu Server だけで解析業務や資料作成まで全て行なっている。この辺りマルチディスプレイや外部キーボードなど盛り盛りな環境で仕事してたらめんどくさいんだと思う。

リモート先の仕事環境

家でやる。自室からはワークデスクを排除してしまったので、リビングで仕事する。

自室ではないので掃除から入る必要があり、ぶっちゃけ通勤時間がそこで相殺されてるような気がするんだけど、まぁみんなが使う空間なので良しかなと。

使ってる椅子はこれ。悪くない。ていうか値段の割にかなり良い。

コーヒー

やっぱコーヒー淹れられるのが良い。

職場に簡易的なコーヒーセットは置いてるけども、やっぱりちゃんとしたドリッパーで淹れたい気持ちはある。良い豆が欲しくなる。

コミュニケーションについて

自分は考えてる時に独り言を言うタイプだったことを思い出しました。気兼ねなく独り言を言えることがこんなに楽なんて!

反面気軽に人に聞けないというアレはあるんですが、そんなに緊急性が高いものもないので、要点をまとめて後日聞こうという心がけが自然に出てきて結果的にお互いの時間が節約できて良いとおもいますね。

昼飯

平日昼に地元にいることなんてないので、地元でランチが食えるのが新鮮。

わかき行った。

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職場が田舎すぎてランチの選択肢が3つくらいしかないので、在宅の方がずっとクオリティが上がるし、何のために東京に高い家賃を落としていたのかと考えたら自然と涙が出てきますね。

思ったこと

やっぱり自分の家で過ごせる時間が増えるだけで職場と家の往復感がぐっと減るのでストレスがない。

なんだか新鮮な気持ちになって、今まで頭にあったけどめんどくさいなーと思って放置してたslackのbot作成なんかもサクッとやってしまったり、普段の業務をもっと大きな観点から見られるという意味で良いなと思いました。

逆に進捗圧は薄くなるので、ケツに火がついている場合は向かないかもしれない。その辺も含めて進捗コントロール&コミュニケーションを普段から行なっておく必要はあると思う。

まとめ

かなり特殊な事例なんで参考にならないかと。少なくとも僕の業務内容で言えば自宅勤務を選択できることはメリットしかないのでどんどん在宅勤務すればいいと思うし、そうなって欲しいと思った。